当院では、動物たちへの「トータルケア」に重点をおいています。
トリミングにおいても被毛ケア、スキンケアが重要である為、必要最低限の皮膚科知識は必須と考えています。そのため、過度なデザインカットやマニキュアなどは実施しておりません。病気の子のトリミングやシャンプーなど、一般施設では断られてしまう子も病院ならではのケアーとして受け入れています。

当院がスタッフ採用に重視しているのは「気づきの力」と「接客（接遇）力」です。

と言っても特別難しいことではありません。「この子の為に･ご家族のために･何かお手伝いしてあげたい！」という気持ちが大切だと思うのです。
看護においては、この子が私の家族だったらどう接するか？という想いを大切にできる方
ホスピタリティの心をお持ちの方を歓迎いたします。トリマーさんにせよ、看護師さんにせよ、気持ちが第1でスキルや知識はそのあとに必ず身についてくるはずです。

知識・技術よりも、社会人としてのマナーや人間性、コミュニケーションスキルを重視致します。具体的には、礼儀、言葉づかい、一般教養、コミュニケーション能力といった「常識力」です。
なぜなら、医療にたずさわるスタッフは人格者であるべきと考えているからです。
動物病院の仕事には動物との関わり以外に、飼い主様との対話が大前提となります。飼い主様に信頼していただかないと、私たちは治療やトリミングをまかせていただくことができません。

スタッフ間でも、お互いを信頼尊敬しあえる関係になっていくことを大切にしています。

「トリミングについて」私自身は獣医師ですから、病気やケガが治って「先生ありがとう」という言葉をもらうと心の底からうれしいのです。一方で、トリミング後にお迎えに来たご家族さまが「わ〜、キレイになったね！」「可愛くしてもらったね！」という声を聞くと、ある意味羨ましく思うのです。心の底から「うれしい」「感激」といった感情からでてくる言葉って、やっぱり明るくてはずんだ言葉なんですよね。病気やケガから回復しての「安堵感」とは違った嬉しさがそこにはあると思うのです。やっぱり、「トリミング」にはそういったパワーがあると思います。そしてトリマーさんは、そんな魅力的な職人さんだと思うのです。

「看護について」看護スキルについては不安な点は丁寧に指導いたしますので、積極性さえあればご心配いりません。大切なのは動物とそのご家族様に対して、力になりたいと思う気持ちです。スキルについては、なぜ？どうして？という感覚を大切にしています。一つ一つ理由ごと体得していくことでどんどん身についくのではないでしょうか。

「わ〜、キレイになったね！」「可愛くしてもらったね！」の声をはげみに頑張ってくれるトリマーさん。おもてなしの心を持って仕事をして頂ける看護師さん。御連絡をお待ちしています。当院スタッフ皆さん優しい人達ですので安心してください